中古船の主な修理内容について
2023/06/01
作業船などの船舶は、陸から離れると自然の力に負けずに安全に航行することが必要です。
船舶を運行するためには、どのような修理内容があるのかしっかりと把握しましょう。
そこで今回は、中古船の主な修理内容についてご紹介します。
中古船の主な修理内容
船体の修繕
船体に小さなすれや凹みなどがあれば補修または修理を行います。
船体の修理には、FRP樹脂加工や金属溶接、高機能パテ剤物性などの知識や経験が必要です。
エンジンや発電機などの修理
船の心臓部でもあるエンジンなので、定期的に点検整備を実施します。
作業船などのエンジンは、内部の燃料を燃焼させて、それを動力にかえるため、過酷な状態で稼働しています。
定期検査時は、エンジン部分を分解して、損傷部品や摩耗した部品があれば交換しておきましょう。
船体塗装作業
船舶の塗装は、船体の塗膜を保護して、海藻や貝類などの付着を防ぐ効果があります。
船底には、錆を防ぐ塗料で塗装して、汚れや海藻類などが付着しにくい塗装を行うことが必要です。
航海計器や無線機の修理
船の航行に欠かせない航海計器や無線機器などの調子が悪い場合は、新設または修理を行います。
もし機器に故障が起きたら、航行に使用をきたし、緊急時に連絡ができないので早めの修理を依頼しましょう。
まとめ
中古船の主な修理内容は、船体の修繕やエンジンや発電機、船体の塗装などが挙げられます。
作業船などは、海風や潮流などの影響を受けやすいので、日頃から点検や整備を実施することが大切です。
『株式会社天草海洋』では、中古船の売買を中心にリースや買取、艤装工事などを承っております。