中古船の改造工事の流れについて
2023/05/15
作業船などは、どのような流れで改造工事をするのか知らない方が多いと思います。
より確実に改造工事を行うためには、熟練した技術者の豊富な知識と経験が必要です。
今回は、中古船の改造工事に流れについてご紹介します。
中古船の改造工事の流れ
事前の打ち合わせや検討
既存の図面をもとにして、改造する箇所の確認や新設する機器などの改造工事の概要を把握します。
事前に打ち合わせをすることで、船上での調査を効率的の行うことが可能です。
船の計測や船上調査
改造工事する船に直接足をはこび、船の形状などを計測します。
現在は、3Dレーザースキャナーを利用して計測することが多いようです。
その他に、施工時の作業方法の確認や設計時のポイントなどをヒアリングにて確認します。
設計
3Dレーザースキャナーの計測や船上調査の内容をもとにして設計をします。
船舶修繕の知識をもった修繕技術者が設計に携わることが必要です。
製造と施工
設計をもとにして製造や施工を始めます。
安全に気をつけて、専門知識や技術を持つ技術者により丁寧に作業を進めます。
まとめ
中古船を改造工事するには、事前の打ち合わせや船の計測、調査を綿密に行うことが必要です。
購入した作業船の改造工事を検討している方は、経験が豊富な専門の造船会社に依頼することをおすすめします。
『株式会社天草海洋』では、中古船の売買を中心にリースや買取、艤装工事などを承っております。
船体の延長や拡幅などお客様の要望に合わせてご提案をいたしますので、ぜひお問合せください。