船舶用エンジンの耐用年数はどれくらい?
2022/12/01
船舶用エンジンの耐用年数はどれくらいなのでしょう。
「メンテナンスを徹底し、可能な限りエンジンの寿命を延ばしたい」とお考えの方もいらっしゃいますよね。
今回は、エンジンの耐用年数について解説いたしますので参考にしてみてくださいね。
船舶用エンジンの耐用年数(寿命)について
船舶用エンジンの平均寿命は以下の通りです。
・ディーゼルエンジン(船内機)…平均5000時間・ディーゼルエンジン(船外機)…平均3000時間
・ガソリンエンジン…平均1500時間
(※メーカー・種類・使用方法によって平均寿命は変わってきます。) 上記の平均時間は、エンジンが適正な状態であり、適切にメンテナンスされていた場合の目安となります。
無理な使用をしていたりメンテナンスが不十分であった場合は、早い段階から故障などの不具合が起こりやすいでしょう。
エンジンの寿命を延ばすためのポイント
暖機を十分に行う
船舶用エンジンは水の影響により、動作温度に達するまでに時間がかかります。
その為、暖気が不十分な状態のまま走り出すとエンジンに負担がかかってしまいます。
日ごろから十分な暖気運転を心掛けることでエンジンの寿命を延ばすことができるでしょう。
定期的なメンテナンス
オイルやフィルター、インペラなどの消耗品を定期的に交換することでエンジンの性能維持につながります。
船内機の場合は、定期的に熱交換器の分解清掃も行いましょう。
まとめ
船舶用エンジンの耐用年数は、エンジンの種類や使用頻度によって変わってきます。
走行前の暖機運転を心掛け、十分なメンテナンスを行うことで平均よりも長くエンジンを使用できるでしょう。
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