クレーン船の仕組みを簡単に紹介
2022/06/11
クレーン船はどのような仕組みになっているのでしょうか。
重いものを釣り上げても船が転覆しないのは不思議ですよね。
「あまり仕組みが分からない」と感じる方も多いものでしょう。
そこで本記事ではクレーン船の仕組みを簡単に紹介していきます。
クレーン船の仕組みとは?
クレーン船が重いものを釣り上げても転覆しないのは、「バラスト水」というものを入れているからです。
バラスト水は荷物の反対側に入れます。
船を転覆させないように、バラスト水がウェイトバランスを取ってくれる仕組みです。
結果として重心が正しく保たれるので、船は浮いたままの状態を保ちます。
クレーン船が重いものを吊り上げられる仕組みとは?
クレーン船が重いものを吊り上げられるのは、滑車の原理を使っているからです。
滑車は固定されているかどうかによって、荷物の吊り上げに必要となる力が違ってきます。
そこでクレーン船には、大小さまざまな滑車が必要です。
計算をすると、どのくらいの滑車が必要なのかを知ることもできます。
まとめ
クレーン船は、バラスト水を使ってウェイトバランスを取り転覆を防いでいます。
また滑車の原理を使うことにより、海の上でも重いものを吊り上げられるという仕組みです。
上天草市の「株式会社 天草海洋」では、中古の作業船の販売や買取・リース・艤装工事・海難工事など幅広く承っております。
修理やメンテナンスなどにも対応しておりますので、船舶のことでお困りでしたらお気軽にご相談ください。